2018/01/22

建築雑記











































実現するかどうかは分からないけど、

今まさに新しい建築が生まれようとしている最中。

デイティールと全体を同時に考えながら模索中。

産みの苦しみの中なら突然結実する瞬間がある。

それは悦楽の瞬間だけれど、

後で冷静に振り返ると受精卵ではなく落胆する時もよくある。



案がクライアントに受け入れられた時が着床したときかな。

そこから十月十日 ?  笑






2018/01/20

建築雑記



































今日はまだほとんど形にならないプランの概算を確認しながら

規模や構造など基本的な方向性の確認中。

この時期の概算が建物の完成度に大きく影響するので、とても大切にしている。








2018/01/19

建築雑記











































日はクライアントからのメールを見ながらプランを模索中。

今は設計の最も初期の段階。

例えて言うなら、施主の卵子をめがけて

いくつもの精子がトライを試みている感じ。

そのひとつが受精卵になって施主にお披露目されるプランになる。



2018/01/18

建築雑記

































クライアントとの往復書簡




差出人: 宇野友明 <arch-uno@muj.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2018年1月OO日 9:29
宛先: 施主
件名: 見積のこと


施主さま

おはようございます。
ご理解感謝申し上げます。
私の設計の場合、なかなか説明しにくい部分が特に最終段階で出てきます。
見積が決定する段階でその家の完成度の70%くらいは決まってしまいます。
その段階で私自身の完璧主義がかなり頭をもたげて来てしまいます。

明らかに機能や商品などのクライアントにも説明しやすい部分であるならばまだ説明も出来ますが、ちょっとしたディティールの手間や材料の質などは機能と関係ない部分がほとんどです。直接機能が伴わない分、その価値や意味をクライアントに説明するのはかなり難しいです。しかし、絶対に後悔しないためにも、この段階の再検討が最も大切なことは私自身が痛感しています。


最終段階は、クライアントにとっても後戻りが出来ない段階なので、機能や機器などの要望が増えてきます。
私の方でも私にしか分からないようなディティールなどの再検証をしています。
機能と直接関係のない私のこだわりは、この数百円単位の見積調整をしている段階でご理解いただくのは難しいです。
したがって、毎回どうしてもその部分は自腹を切ることになります。
その部分はほとんどが私の個人的な矜持の問題なので、いつもはあまり説明せずにきました。
しかし、今回は 施主さんのご自宅に対する強い熱意にお応えする形で、
本意ではありませんでしたが、私が負担させていただい部分について少し説明せさせていただきました。
実はそのこだわりは、現場が始まっても毎回出てしまい設計と違うことはよくあります。
明らかに機能が異なる場合は確認をさせていただきますが、そうでない場合は独断でさせていただきます。
その点はご理解ください。
もちろん私のみの都合で変更した場合の追加などは一切ありませんのでご安心ください。


本当の満足は住んでからです。
ご期待を裏切らないようによりいっそう完璧をめざして現場に入りたいと思います。
よろしくお願いします。

天窓ですが、ハニカムで承りました。
またガラスですが、磨りガラスにする塗料なども市販されています。
私の2、3度使ったことがあります。
自分でも出来ますし、やり直しも出来るので将来必要を感じたらまたご相談ください。



宇野友明建築事務所  宇野友明
〒 464-0032 名古屋市千種区猫洞通1-13
TEL 052-783-1213   FAX 052-783-1265

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2018/01/OO  21:39、 施主のメール:
宇野 様

本意に反して矜持の部分を、誤解を受けることなく文章で説明することは骨が折れる作業であったと思います。

また、宇野さんがおっしゃるとおり、本当に最終段階では、いろいろな思いが錯綜し、要望という形でかなりご負担をかけてしまい恐縮しております。

しかし、設計の最終段階に入ってからの緻密なやり取り、特に仕上げや予算調整の緊張感のあるやり取り、これらをふまえての矜持の部分の説明、こういった真摯なコミュニケーションの積み上げを経て、私の宇野さんに対する信頼は強固なものとなりました。

例えば、最初に会った時に宇野さんが、これが私の方針ですと言って矜持の部分をもし説明されていたら、このような信頼は気付けなかったと思います。むやみに本音トークをすればいいというわけではないのです。

漠然とした頭の中もかなりクリアになってきました。
建物も厳しいコスト意識のもと様々な案が研ぎ澄まされて、洗練されたものになってきました。

これからこれを形にする作業も、さらに大変だとは思います。
あえてここでは、完璧な家を造ってくださいとは言いません。
宇野さんが、現場で悩み、もがき苦しんで造った家に私は住みたいです。


施主


建築雑記










































今日は午後から現場に入る前のディティールの再検討。











2018/01/17

建築雑記



今日は三が峯の家のメンテナンス。




スタッフが薪ストーブの耐火煉瓦の目地を補修中。









建具職人の小林さんが建具の建付けの直し。
















































家具職人の竹村さんがキッチン周りの引出しのメンテ。
















2018/01/16

建築雑記



数日前、お施主さんと交わしたメール。

赤字はお施主、青字は私のメール。

ちなみに許可は得ています。


スタルク




























2018/01/某日 6:01、施主のメール:

宇野 様

お世話になります。

洗面がスタルクサイズになったので、ヘッド引き出し式の水栓が必要なのだろうかと、
ふと思いました。

カタログ写真ではよくコンビになっているタリスや、
最初に宇野さんに提案していただいたフィクサーの方がデザイン的にはいいのでしょうか?
それとも他に?

それともスタルクサイズとはいえやはりヘッドが引き出せた方が便利なのでしょうか?

図面作成等でお忙しいところ恐縮ですが、よろしければご意見願います。


施主










差出人: 宇野友明 <arch-uno@muj.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2018年1月某日 9:25

宛先: 施主
件名: Re: 洗面の水栓

施主さま

おはようございます。
バスタブの件は承りました。

洗面の水栓ですが、時々シャワー水栓にされる方がいます。
多くは洗面所でシャンプーなどされる習慣のある方でした。



まれにシャワー水栓は、ホースに伝わった雫が垂れるので洗面内部に受けの器が専用にあります。
必要がある場合に追加で注文していますが、過去には1回ほどあったような記憶があります。

特に具体的に必然性がないのであればお勧めしません。
水回りは特に水漏れや清掃衛生面で考えるとシンプルイズベストです。

セラのHPでもスタルクの洗面器の水栓のセットシュミレーションにも特にシャワーのものはないので普通の混合栓で良いと思います。

ご紹介いただいたタリスのもので良いと思います。
細かな話ですが、この水栓は面々ボール側に傾斜していてカランのレバーの先がボール内にあるので手の雫がボール内に落ちやすくなっています。

その分少しは水栓の根元が汚れにくくなっています。  





宇野友明建築事務所  宇野友明
〒 464-0032 名古屋市千種区猫洞通1-13
TEL 052-783-1213   FAX 052-783-1265
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2018/01/某日14:11、施主 のメール:


水栓のアドバイスありがとうございます。変更を検討してみます今日明日あたりに行けたらショールームにいって見ようかといます(昨日も行きましたが 笑)

ご推奨は、タリスということで良いでしょうか?

あと恥ずかしながら、この段階で気づいたのですが、フタはどうする予定でしょうか?
ポップアップとか引き棒とか色々あるのですね。


現時点で予算外費用(建物工事費のみ、水道や保険、地盤保障?などは別)
で認識しているのは、
風呂追加
リビングブラインド(カーテンの場合は、レールのみ)
天窓
(見積もり次第で外構も?)

であるかと思います。
これらについては了承しております。
あとは、お約束していただく必要はありませんが、
検討していた桧仕上げですが、現場努力で支払額の減少をお願いできたらと思います。最終的に減少できなければ、それはそれで構いません。



施主
































差出人: 宇野友明 <arch-uno@muj.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2018年1月翌日 11:56
宛先: 施主
件名: 洗面の水栓、天窓、見積外費用など

施主さま

こんにちは。
お問い合わせにお答えします。
抜けている部分があればご連絡ください

1、洗面水栓の件
  洗面の水栓ですが、セラのポップアップ式を使います。これは私の自宅でも使っていますが、栓を上から押すと上がります。
  水栓はタリスの方向で考えています。

2、玄関回りの桧の仕上げの件   
  玄関回りの桧の分については私の方で処理しますのでご心配は入りません。

3、契約外費用
  ・風呂追加
  ・リビングブラインド
  ・カーテンの場合は、カーテンの加工費とレール
  ・天窓(見積もり次第で外構も?)
  ・外構(契約見積分 税別¥91,666との差額)
  ・HDMIケーブル 3m (税別8,000円前後)
  ・水道市納金、工事金 60万円前後
  ・火災保険、地震保険
  ・地盤補償費 10年補償の場合 税別8万円 20年の場合 税別9万円



上棟は今のところは20日で予定しています。
また遅れそうな場合は事前に報告させていただきます。
棟飾りに関して了解しました。

4、天窓の件
  契約案の個室に04の電動開放+ハニカムブラインド1台との比較になります。
  差額は税別で、案2は約8万円、案3は約3万円 です。

  案3が現実的にベストかもしれませんね。 暑さ対策や日焼けなどでダイニングの方もハニカムの方が良いかもしれませんね。
  価格はほとんど変わらないです。

  また視線が気になる場合は、ガラスを型板ペアガラスにすることも可能です。金額は変わりません。



宇野友明建築事務所  宇野友明
〒 464-0032 名古屋市千種区猫洞通1-13
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タリス






























2018/01/翌日 16:54、施主のメール:


宇野 様


お忙しい中、丁寧なご対応ありがとうございます。

洗面水栓
タリスの方向でOKです。
ショールームで実物確認してきました。
同型で他に良い仕入先があれば、どこでも構いません。

排水栓
栓自体を上から押す方式ですが、ヘアキャッチャー等はないですよね。
(朝シャンをするわけではないので、それほどはないですが)

ショールームの人は、髪の毛を溶かす溶剤を適宜流してくださいと言ってました。

施主





差出人: 宇野友明 <arch-uno@muj.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2018年1月15日 17:08
宛先: 施主
件名: Re: 洗面水栓

施主さま


自宅は以前引き棒式の栓でしたが、セラなどの外国製は栓上部が取れないものがあります。
自宅のものも竣工当初設置したものは、取れずに栓奥の絡んだ髪を取るのに本当に大変で不衛生でした。
そのため確実に栓が外せるものに変えてからは、掃除が楽になりました。
髪も栓の下で引っかかるようになるので特に問題ありません。

網のようなものを置いている方も時々いますが、
返ってすぐにそこに短い髪などもたまり、流れても問題ないような髪の毛も流れずに
常にゴミがある状況になり、不衛生ということもあります。

それらを考慮してメンテンンス、使い勝手などを考慮してプッシュ式を選びました。


宇野友明建築事務所  宇野友明
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建築雑記

































昨日の予算書をもとに

今日は朝から計画書の作成。

これでおおよそ設計から完成までの行程と

お金の流れが分かる。

自己資金と借入金で色分けもしてある。



2018/01/15

建築雑記










































今日は予算書を作った。

家作りの一番始めはこの仕事。

一番下の総合計が総予算。

本体工事が建物の予算。

これで何が出来るかおおよそ説明できる。












建築雑記








































以前、ボルボの営業をしていた内山くん。

240を乗っていた頃から10年以上お世話になった。

数年前に突然辞めて、ビールが飲めるカフェを作りたいという相談があった。

結局力にはなれなかったけれど、オープンして1年半が経って久々の再会。

ヒゲもはやして見違える風貌になったけれど、一番違うのは表情。

何かとっても充実してる感じだった。

嬉しくなった。





名前はそのまんま。


場所は川名の辺り





コーヒーもおいしかったけれど、

殻をその場で割って出してくれた

マカダミアナッツが絶品だった。



人って変わるんだなって感じた一日でした。






建築雑記




現場のフェルメール




























「週〇回 現場に行きます。 」

ってよく聞くけど、

あまり自慢できることじゃないよな。

信頼できる職人がいて、

ちゃんとした図面があって

ちゃんと打合せが出来ていれば、

現場にそれほど行かなくても済んじゃう。



監理の「監」は取り締まるという意味もあるから、

それじゃ職人もなかなか気持ちよく仕事ができないじゃないかな?


建築雑記




























最近、新しいお施主さんに聞かれた。

「建築士って何をどこまでやってくれるんですか?」

それは疑問というより不信という感じだった。

施主はすでに多額の授業料を払った後、

ぼくを2人目の建築士に選んでくれた。

ぼくやハウスメーカーのように設計施工でもちゃんと家は出来ちゃうから

これからますます建築士は大変だなぁと思った。












2018/01/13

建築雑記


                                        


先日、地鎮祭。

久しぶりの鍬入れ。

「エイッ! エイッ! ヤー!」

少し緊張した。


2018/01/12

建築雑記







   妻  「以前はIKEAに来るとワクワクしたんだけれど、どうしてワクワクしなくなっちゃったんだろう?」


   夫  「宇野さんの家に住むようになったからじゃない。」


   妻  「・・・・」


   夫  「帰ろっか。」


   妻  「帰ろ。」


2018/01/06

大晦日の新聞広告





去年の大晦日の産經新聞の一面広告。

大切にしている言葉。

後はQRコードだけ。

と、最初のそれで出したけれど、

さすがに「それは無理」と言われ、

やむなく右下に事務所名と住所、電話番号を入れた。




ちなみに最終現行を添付します。
QRコードはこのままリンクします。


2018/01/05

涙した年賀状























































これは数年前に竣工した家のお施主さんから今年いただいたものです。

ご子息、ご息女が一文ずつしたためてくれました。

何度読んでも目頭が熱くなります。

感謝!















2018/01/01

あけましておめでとうございます。








あけましておめでとうございます。

クライアントからいただく年賀状はいつも僕を勇気づけてくれます。住宅を背景にした幸せそうな家族写真をいただくと、この仕事をして本当に良かったと実感する瞬間です。
「なかなか良いですよ」と「快適に暮らしてます」なんて読むと涙がチョチョ切れます。笑

竣工当初は何かとメンテナンスでお会いすることは多いのですが、それを過ぎるとほとんどお会いすることがなく、もう10年近く直接お会いしていない方もいます。クレーム産業といわれるこの業界で、30年近く特に問題もなく(クライアントは我慢していただいているかもしれませんが 笑)やってこられたのは、一重にクライアントの多大なるご理解と信頼、それに職人の誠実な仕事に尽きると感謝に浸る今日この頃です。

しかし、ここ数年そうした過去の実績が次の仕事に繋がりにくくなってきました。おそらくそれは情報が多すぎて判断しにくくなったこととと、経済的格差の問題が大きく影響しているように感じます。私たち個人業でも伝える仕事が既にもうプロの仕事になりかけていると感じます。

今年は「伝える質」=「仕事の質」をコンセプトに新しいことにチャレンジしていきたいと思います。



他に栄生の家、竹ノ山の家3の年賀状も作りました。また、機会があれば紹介します。




平成30年 元旦
宇野友明|宇野友明建築建築事務所